イノベーション専攻

日本型MOTを我が国だけで通用するものではなく,世界的に通用するモデルに昇華させるためには,インスティテューションの違いや時代による変化を考慮し,産官学連携の枠組みで実践に基づく学問的な体系化や理論研究を欠かすことはできません。

ビジネスの経験が豊富であり,さらにMOTの高度な研究を行いたいという意欲ある社会人のニーズにも応えるため,日本では他に類を見ない博士後期課程も本研究科に開設します。

カリキュラム

イノベーション専攻(博士後期課程)では,技術開発や技術経営についての経験が豊富な社会人を主な対象に,イノベーション講究第一~六を通して指導教員とのゼミ形式の講究を行い,自身がもつ実務経験に基づく学問的な体系化や理論研究を遂行します。

修了要件

博士論文を作成し合格することが修了要件となります。同時に,学生のそれまでの経験や知識により,技術経営専攻(専門職学位課程)の開講科目を中心とした科目の単位取得を義務付けることがあります。

標準修業年限は3年ですが,入学時に既に技術経営に関連した論文等で顕著な業績があり,入学後の学業成績も優秀な場合には最短1年で修了可能です。

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